NAS系ソフトと、仮想化と

主にいじってきたものは

私は、過去10年ほど、仮想化系では主にProxmoxVEとVirtualBOXを利用してきました。

ProxmoxVEで扱うKVMとLXC(古くはOpenVZ)を利用してきました。

そのほかの

Xenは準仮想化の頃から完全仮想化に移行する頃に、触っていたことがありますが、設定と概念が複雑で習得しきれず、長い間触っていません。

勤務先で採用されていたのはVMwareだったと思いますが、私は一切触ることなくWindowsの一利用者でした。

Hyper-Vに関しても、仮想化されたWindowsの単なる、一利用者でした。

自宅の仮想化基盤の刷新で余裕ができたので

自宅仮想化基盤は消費電力の関係で大規模なサーバーは24時間稼働させられなくて、低消費電力を最重要として小規模な構成で構築しています。

今は予備システムとしていますが、昨年まではLet’sNoteのcf-xz6が私のメインシステムでした。
  4 x Intel(R) Core(TM) i5-7300U CPU @ 2.60GHz 、MEM:8GB、SSD:256GB

この中で、WordPress 2個、NextCloud、NGINX、実験環境などを動かしてきました。

現在メインとしているのは、HP elite mini 800 G8をベースに中身を変えたものです。
  20 x Intel(R) Core(TM) i5-14500T 、MEM:64GB、SSD:4TB

構成を強化して余裕ができたので、次のものをVMとして新たに増やしました。

  • TrueNAS
  • OMV(OpenMediaVault)

使ってみて、感じたことは操作感が似ている事です。

ファイル共有とか、SAMBAとか素のLinuxOSやWindowsベースでやると、何かに躓くことが多くて難しいなと感じたので、これまでは、あまり興味がなかったのです。

それに比べて、今回触り始めたNAS系ソフトは、ストレージに注目して専用に仕立てられているので、理解しやすかったです。

NAS系の多くがHDDを束ねて抽象化し、ストレージをそれぞれの用途に払い出す感じなんですが、仮想化機構とも連携をしているのを知りました。

DockerやKubernetes等でアプリケーションを動かしたり、そういうアプリケーションに払い出したりできるようです。

各NASソフトの開発状況により対応状況には違いがある感じです。

大まかには次のようになるみたいです。

  • 「物理ディスクを束ねる」 → ストレージマネージャーでプール化
  • 「それをコンテナや各機能に分ける」 → アプリのボリューム設定(パスの紐付け)で払い出す

これまで、あまり興味を持たなかったNAS系について、知識を深められた要因は、自宅の仮想化基盤を強化して余裕ができたからなのですが、一旦NASソフトがどういうものか、どうな風な操作感なのかを知ると、これまで自宅の納屋に眠っていた古いPCで動かしてみたくなったという感じです。

高いハードウェアスペックを要求するNASソフトや、古いPCの再利用でも十分NASとして活用できるNASソフトなど色々ありますので、試してみたくなります。

NASと仮想化とアプリケーションとの組み合わせや使い勝手の良さや悪さを見てみたくなります。

時代とともに、USBストレージは大容量化してきましたから、それで良いんじゃ無いかと思っていたのですが、古いPCを有効活用できるのならNASもありかなと思い始めています。

OMV:OpenMediaVaultを使ってみて面白いと感じたことがあります。

古いデスクトップPCに容量の異なるHDDを幾つか突っ込んで動かしてみました。

用途毎にHDDを使い分けたり、抽象化して一本のHDDの様に見せるように見せたり。そういう機能のあるNASソフトは多いと思うのですが、OMVで面白いと感じたことは電源管理の機能でした。

  • 省電力モードにする
  • 省電力モードのスケジュールを設定できる。
  • 電源のタイマーオフ・タイマーオンができる。
  • 電源ボタンでオン・オフできる。
  • シャットダウンメロディーと、起動完了メロディーを鳴らす事が出来る。

つまり、24時間連続運転からの脱却が可能な事。

そして、一旦設定が完了して運用に入れば、キーボードもマウスも必要なくなることでした。

設定変更は、ほかのPCからWebインターフェースに繋いで設定変更できますし

電源オフの時、電源ボタンを押せば、承知しましたと言う代わりにメロディーで教えてくれてシャットダウンシーケンスに入るので、シャットダウンコマンドを打つ必要が無い。

電源オンの時も、同様に起動シーケンスを完了したらメロディーで知らせてくれるのでモニターを見る必要が無い。

という点でした。

高性能なハードウェアと古いPC

今回、TX120S2という古いサーバー(CPUはIntel Core 2 Duo P8600に換装)でOpenNASというソフトを動かしてみたのですが、ファイルサーバーとしては普通に動いています。

TrueNASなど高機能なタイプのNASソフトは、要求されるハードウェアスペックが高くなってゆきます。

NASの機能として、複雑な機能を網羅したり、仮想化基盤として各種アプリケーションを動かす為だと思います。

単なるデータの保管庫であることにとどまらず、

各種サービスの提供をするアプリケーションを動かす仮想化基盤になって行くからだと思います。

ProxmoxVEでTrueNASを動かすのって、ProxmoxVEの抽象化されたストレージ基盤の上でVMを動かすのですが、VMがまたProxmoxVEが払い出した抽象化されたストレージを基に抽象化するわけで、2段重ねになっているので、やや非効率な事をやることになります。

そこで、パススルーなどの機能や技術で、効率を求めてチューニングをしてゆくのだろうと思うのですが、私には難解な部分です。

データが壊れたときのバックアップは大切です。

日々のバックアップは重要なので、あまりに複雑な事をした後の、バックアップはどうなるのか、万が一故障したときの復旧はどうなるのか、そんなことを考えると、効率よりも、解りやすさと確実性を選んでしまいます。

壊れない仕組みを導入したとしても、ハードウェアの寿命や劣化はいつか来ます。

壊れたデータを修復するのか、頻繁にバックアップを残しておくのかという選択肢が現れます。

万全な体制と、しておきたいですね。

自宅サーバーの場合、残して去るか、持って出るか?という選択肢も出てきます。

バックアップを持ち出すのか、家庭用サーバーを持ち出すのか?

サービス中断をするか、予備機でサービスを継続させるかも検討課題ですね。

離れた場所に住む家族や親せきに通信費と電気代を払いながら、予備機やバックアップ機を置かせてもらうとかも、選択肢に入ってきますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です