三年ほど前に書きかけていていたのですが…。
そもそも、日記をWordPressを使って書くと言うアイデアは何方かが、ネット上に書いて居られたと思います。
「人に見せない」と言う部分についても、ネットで読んだ気がします。
WordPressに慣れるまでは、WordPressを日記に使うのは非現実的に思えていました。
数年使っていて、慣れてきますと、意外に便利なポイントが見えてきました。
写真を貼り付けたり、ネット上にある、文章やURLや動画や写真、を引用したり、それにつながるリンクを埋め込む作業が、楽に出来るんだ。と思うようになりました。
写真撮影が好きで、日記には写真を満載したい。
なのに、山間部で撮影することが多く通信環境がない。
大量の写真でスマホのストレージがパンク、デジカメもメモリーを使い切る。
PCに写真をアップロードして、スマホや、デジカメのメモリーを空ける事が出来ますが、ブログとして完成形に持っていくのは、通信が復活する場所に移動した後になります。
通信環境がなくても、写真満載の日記を書きたい。
そして、その要求を満たすべく、実際に試験運用を初めてみました。
普段遣いのPC(LinuxをインストールしたノートPC)に、Oracle VirtualBOXをインストールし、そこにゲストマシンとして、TurnkeyLINUXのWordPressを動かすやり方でやってみました。
普段遣いのPCで無くてもよいのですが、持ち歩くPCは普段遣いのPCかなぁと、思いましたので、そこを目標としています。
ただ、クラッシュしてしまったら、被害が大きいので、今回、試験運用には、中古で買ったノートPCにLinuxをインストールしたものを新たに用意しました。
案外簡単にネットワーク設定廻りを消してしまいますので、いきなり普段遣いのPCでやると、設定を崩してしまって、大変な目に逢うリスクが大きいです。
セキュリティーに関する事項も含めて考えた場合、昨今のリモートによるお仕事や、SOHO等業務絡むPCでは、それぞれ専門のスタッフさんやシステム管理者さんなど、業務におけるITのマネジメント部門に事前相談される事を強くおすすめします。
趣味の写真活動で普段持ち歩くPCに、WordPressを使った日記を構築するレベルです。
しかも、現状はそのPCをクラッシュさせるのが怖いので、今回の実験用に中古PCを新たに用意して行っています。
さて、このサーバーをPC内部でVirtualBOXで運用するに当たり、ネットワークについては、ホストオンリーネットワークで運用することで、ブログサーバーを入れたPCのブラウザからは読み書きが出来ても、外部からはブログにアクセス出来ないようにしています。
ブログサーバーのWrodPressのバージョンアップやプライグインのバージョンアップが必要な時だけ、PCとVirtualBOXのネットワーク廻りの設定をいじってNATネットワークやNATを利用しています。
PCのネットワーク設定をいじると、PCのネットワーク設定を崩してしまうこともありえますので、崩した時に元に戻す技術力が無いと、大変苦労することになります。ネットワーク関連の勉強を始める覚悟が必要になります。
さて、
今回の目標とは180度方向性が異なる、クラウド上のレンタルサーバーを借りてサーバーを建てるやり方は、WordPressブログを使う方法として一般的だと思います。
そして、クラウド上にサーバーが有るため、通信環境があれば、書きたい時に、たまたま手元にある端末で、記述作業を行うことが出来ると言う大きなメリットがあると思います。
他人のサーバーに間借りする形でも、自分のサーバーを外部公開する場合でも、ネット経由で利用できるのは、「サーバーを持ち歩かなくても良い」と言うメリットがあります。
そしてクラウドサービス等、大規模なデータセンターで可動させるケースでは、電力面で安心できます。
それに比べて自宅サーバーの場合は、雷雨による停電や、自宅で電気を使いすぎてブレーカーを落とすなどもありますので、停電になるリスクはかなりあります。
いずれにしても、ネットワークの向こう側にブログサーバーを置く場合には、ネットのない環境からや、ネットワークのダウンが生じると、アクセスできなくなり、書けなくなると言うデメリットがあります。
そこで、自分が持参するノートパソコンの中に、ブログサーバーを可動させて、いつどこででも電源があれば、写真満載のブログや日記を書ける環境を作ろうと考えました。
やり方や、ソフトウェアの組み合わせは様々有ると思いますが、今回はVirtualBOXとTurnkey-LinuxのWordPress設定済みのもので試すことにしました。
やってみてわかったのですが、普通に(それなりに苦労はしますが)設定すると、ノートPCがLANに有線または無線(WIFI)でつながっているときは書けたのに、LAN接続のない場所では、内部のブログサーバーにアクセスできなくなりました。
なぜ?と思ってみて見てみましたら、ノートPCがDHCPクライアントとしてIPアドレスをもらう設定だったのでノートPCのIPアドレスが
VirtualBOXに仮想マシンのブログサーバーを建てる時に、NATネットワーク上、またはNATインタフェースの形で運用すると、PCのネットワーク接続が無いと、内部に立てたブログサーバーにもアクセスできなくなります。(そういう状態になる確率が多いです。)
そこで、
VirtualBOXのホストオンリーネットワーク上にブログサーバーを建てる
ことで、
PCにイーサーケーブルが刺さっていなくても
WIFIにつながっていなくても
PCのブラウザから、内部で動作するVirtualBOXで動くブログサーバーの
ページにアクセスできるようにしてみました。
ノートPCのバッテリーを考えて、起動終了をレジュームなどで対応するようにし、VirtualBOX上に動くWordPressサーバーもレジューム「仮想マシンの状態を保存」による起動終了を行ったりしました。
これは、時間短縮に繋がり、ブートに必要な時間と電力を節約するのに効果があると判りました。
しかし、問題もありました。
WordPressサーバーの日時が現状の値に復帰しない。
そのため、数日に渡り、この方法で終了していると、現実の日時との乖離がひどくなります。
そして、日記を書いた日とは異なる日付(過去の日時)として登録されました。
何らかの対処が必要な状況です。
また、マウスがフリーズする事もあり、対処方法を探しているところです。