随分何年も前に買った中古のYB125SP
見渡す限りジャンクのオートバイがあったのは
加古川のアートコレクションさん。
素人の私でも、何とかなりそうな
壊れ具合の緩いのをお勧めいただき
それなりに修理し乗ってきました。
ここ二、三年やや多忙で
バッテリーを外したまま放置してました。
二週間ほど前に、引っ張り出してきて
半日程、動かしたところタコメータが
壊れていました。
その日は、こんな感じでした。
20キロほど走って、小休止した後
始動しようとキーを回すと
タコメータの針は振り切りました。
まだ、セルを回していないのに。
こんな機能付いてたかな?とか思いながら
セルを回してアイドリング。
音はトットットットットなのに。
やはり
針は振り切ってます。
過去何度も倒れてます。
立ちゴケや、
舗装されていない山道を徐行中に
轍に前輪を持っていかれコケたり。
サイドスタンドで止めたつもりが
斜面だった為コケてたりしました。
先ずは情報収集
https://minkara.carview.co.jp/userid/1276335/car/2631080/4988940/note.aspx
一週間くらいは検索したり、ChatGPTさんに相談したりしました。
徐々に分かって来た事は、どうやらエンジンの回転数を表示するタコメーターはエンジンの回転数を数えるために、点火のパルスを数えているらしい事。
どうやら専用のICが搭載されているらしい事。
基盤のハンダ付部分が、稀に割れたり接触不良を起こすとがあるらしい事。
そして
基盤のハンダ付部分を一つ一つ丁寧に
ハンダコテをあてて溶かしてやり直して行けば
直ったと言う記事に出会えた事。
メーターの分解記事に出会えた事。
そう言う事でやって見ました。

タコメーターを取り出した後です。
そして下は全体像

タコメーターと燃料計メモリ板で繋がっていて
一塊りですが
さらにタコメーターの本体を分離してます。

https://minkara.carview.co.jp/userid/2762627/car/2926411/5798533/note.aspx
メーターの針や計器盤を汚さないように
作業の途中に何度も手を綺麗に洗っています。
そしてこの基盤のハンダのところ全部に
ハンダゴテをあててあげました。
元通りに組み上げる時、よく考えて、針をつける
「適当に針を付けておく」などすると
正しい回転数を指し示す事が出来ない事になります。
ビギナーズラック?
どう言うわけか、解りませんが直りました。
そして光軸合調整
全てを元通りに組み付けて
ヘッドライトの光軸調整をしました。
灯火類やクラクション、スイッチ類の動作確認をして、実走行確認をして
作業完了しました。