電動オートバイSeed48近況

その1 タイヤの空気圧

パンクしていたジャンクから復活させた、私のSeed48、

タイヤのチューブ交換では、手こずりましたが、まあまあ普通に交換し終えましたので、まあ夏場なので空気圧は、下がらないと思っていました。

でも、空気圧は、案外低下してました。

ここのところメンテを怠っていたのを、少し反省。

その2 バッテリー寿命

そもそも、空気圧の低下を疑い始めたきっかけは走行中のシャットダウン。

上りの坂道で強くアクセルを開くと、ポンと一瞬システムが落ちる現象が出ました。

空気圧を確認すると、規定値からかなり下がっていました。

その後、タイヤの空気圧をこまめに規定値にする様にしても、充電をした後でも、発生頻度が上がってきました。

2021年の1月に新品のシリコンバッテリーに交換してから、かれこれ5年目に突入して数ヶ月くらいになるでしょうか、毎日とは言わないまでも、こまめに、使ってきました。

そろそろバッテリー寿命がきた様です。

回生電力の機能があったと喜んでいましたが、この機能が、シリコンバッテリーの寿命を縮めた可能性もあったのかも?と言う気持ちが少しあります。

でも、バッテリー寿命的な普通の終焉期の症状かもしれません。

はっきりとは私にはわかりません。

その3 バッテリー交換

シリコンバッテリーを通販で入手しようと探したのですが、お手頃価格のものを、見つけられませんでした。

いちかばちか、リン酸鉄リチュウムイオンバッテリーlifepo4というのを買ってみる事にしました。

4個直列にして48Vシステムとして使える機種を探しました。

BMS内蔵のタイプで、4個の直列が出来るタイプを見つけて発注。

単体充電をするための12Vの充電器と、48Vシステムに対応する48Vの充電器も発注しました。

そしてトラブルに遭遇。

単体充電のために発注した12Vの充電器が届きません(いまだに)。

ステータスは到着済み。

”なんでやねん?”と思い、いろいろ聞きました。

配達会社に聞くと、その商品は扱ってないかもしれませんね。とのこと。

重たいバッテリーとは別ルートで来るのではありませんか?との事で、確かにそれはありうると納得。

48Vのシステムを充電する充電器は届いていたのですが、コネクタ形状がバイクのコネクタと異なるので、対処を考える必要が出ました。

まともな答えが得られるかは未知数ですが、AIに相談しました。

48V充電器は箱に本体と注意書きの小さなコピーか一枚だけ。充電器の挙動詳細などの解説はなし。箱には、電圧と電流関連の値が書かれているのみ。54.6V。

古くなったシリコンバッテリーを充電している充電器は、55V。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーの箱にも、たいしたデータは書かれておらず、説明書もなし、内蔵BMSの仕様に関しても一切無し。

なので

バッテリーは全部交換する。

充電器は、これ迄の物を使う。

充電管理はバッテリー個々に内蔵されたBMSに任せる。

と言う、横着なやり方でスタートしました。

AIさんの意見は、

  • 暫くはそれでいける
  • バランス充電が働く条件が整わない可能性はある
  • やがてバランスが崩れて極端な性能劣化か、または、アンバランスにより保護回路によるシャットダウンが頻発して、個々のバッテリーにリセット的な対処が必要になる可能性がある。

の様なコメントをくれました。

試運転

まぁ、取り敢えず充電して乗ってみました。

シャットダウンが働くまでに、走行したのは39kmくらいでした。

駆動モーターのスペックと、バッテリーのスペックそれにメーターの誤差から求められる、計算上の値に近い、妥当な走行距離だと思います。

残量メーターの問題

正確な電池残量がわからない

この電動オートバイのメーターはシリコンバッテリーの動作電圧や動作特性に合わせて作られているものですから、リン酸鉄リチウムイオン電池の動作電圧や動作特性に対応できなくても、それは当たり前。

電動オートバイのコントローラーのシャットダウン条件と

バッテリー個々に内臓されるBMSのシャットダウン条件と

バッテリー個々のバラツキと

これらが、すり合わせをする仕組みがありません。

今回の試験走行では、残量メーターは満充電のまま、突然シャットダウンが有りました。

人が電池残量を見て充電タイミングを判断するにはメーターが頼りですが、当てになりません。

今回の突然のシャットダウンは、4個ある電池のどれかのBMSが、その管理下のバッテリーセルが過放電になる前に、安全を見てシャットダウンしていると思います。(勝手に想像してます)

一度目はシステム全部のブレーカを落として、数分でシャットダウン解除されました。

気をよくして、走行してみましたら10mくらい走ったところでまた、シャットダウンが起きました。

繰り返せば、まだ何メートルかは進むことは可能かもしれませんが、BMSが電池セルを保護するためにシャットダウンしているのを、無理やり動かすのはセルの寿命に悪影響でしょうから、やらない方が良さそうと判断して、押して帰宅しました。

私のSeed48

実用品として考えるなら、買い換える時期かもしれません。

おもちゃとして見れば、塗装や整備や、細々としたメンテナンスを施す所がたくさん有りなかなか面白いものです。

月夜に、静かに、

近所の深夜スーパーにお買い物。

そのうち、近場でも、突然のシャットダウン。(^_^;)

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