今回は、中古のソーラー充電式腕時計の電池交換の記録です。
この腕時計は、随分前にオークションで落札しました。
写真を撮影しなかったので、記録映像はありません。
裏蓋に刻印された型番は5K22-0A40 メーカーはSEIKOです。
交換した電池は、[3023 34U]と言う2次電池(充電式電池)でした。
この電池を交換するのに、少し時間が(7年くらいかも)かかってしまいました。
1.落札時の状態
出品されていた時の状態の解説で
- 内臓の2次電池の消耗・劣化がありますので、夜を超えられない時が有る。
- ベルトは腕の細い女性なら入るくらいに調整済で、抜いた部分は付属しません。
- 酷い傷や割れや欠けなどは無く、一般的使用による使用感はあります。
2.電池交換をすぐに行わなかった理由。
- そこそこ動いていた。
- 手持ちの工具で腕時計の裏蓋を開けられなかった。
- 買うべき電池の型番を特定するまでに悩んだ。
- 内部の構造や電池の型番がわからず、交換部品の価格も判らなかった。
- 一般的相場観から、修理するなら新品を買うほうが賢明な選択の様にも思えた。
- 男性が使うにはベルトも交換する必要がある。
- 恐らく電池交換の価格で、もう少しまともな同型機種の中古がありそう。
3.今回電池交換を行った理由
- 強力磁石の近くに保管し始めてから、急激に電池が劣化した。
- ちょうど壊れた他の腕時計のベルトが合致する物だった。
- 心の整理が付いた。(思いっきり、こじ開ける、ガンガンぶっ叩く)
4.電池交換をしてみて、思ったこと。
- 素人が蓋を開けるとかなり傷を付けてしまう。
- ベルトをはずさずに力を入れて、こじれば、ベルトにも悪影響がでる。
- 電池は汎用品、しかし機種毎に微妙に異なる形状の、スポット溶接されたステーが重要。
- 電池の型番が同じでも、ステーの形が違うと装着できない。
- 古いステーを活用する場合は自分でスポット溶接を、これをしないと、接触抵抗で本来性能を出せ無さそう。
- その機種専用ステーがスポット溶接された電池を間違えずに買うのが大切。
- 壊れた腕時計も捨てずに30年位は保管していると、パーツの流用をできる時も有る。
- ターゲットの電池を絞り込んで来れたら、「適応キャリバー(ケース番号の先頭4桁)」で確認する必要あり。
余談